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歴史的カメラ 2019 その4 リコー THETA Z1

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「 歴史的カメラ 2019 その3パナソニック LUMIX S1R 」からの続き。4回目となる今回のカメラは、なんと唯一の360°全天周撮影できるVRカメラ リコーTHETA Z1 である。 RICOH THETA Z1 360度カメラ 全天球 1型センサー リコー貸出機を試用して撮影してみた動画はこちら RICOH THETA Z1 なんと1型センサーを2個も搭載した全天周撮影VRカメラ元祖シータの面目躍如!従来型THETA Vとの撮り比べ結果をグルグル回してご覧ください 従来品よりもセンサーが大型化、1インチセンサーを搭載ということで画質には期待したのだが... たしかに大型センサーなりの画を出してくるのかもしれないが、被写界深度が浅くなってしまうぶんピントの合っていないボケた画像を得ることになってしまう。それが中望遠ポートレートレンズのような画角であればまだしも、画面内の「 ほとんどが背景 」といって良い360°全天周カメラにおいては、どこを見回してもボケており解像感に欠ける印象を招くかもしれない。 RAW記録(DNG形式)に対応してはいるものの、単にAdobe Camera RAW でファイルを開いただけでは下図のようにパノラマ結合前の写真となっている。 RAW現像とスティッチングの両方をするには、Lightroom Classic にプラグインを入れて使用するより他なかった。しかも手順がややこしく、一回でうんざりしてしまったのを覚えている。ライバルである中国勢・米国勢のほうは撮影後の愉しみや利便性をもたらすソフトウェアの開発に注力しており、その面ではまったく歯が立たず同じ土俵に上がることは今後ないのではなかろうかと心配になっている。 次回「 歴史的カメラ 2019 その5フジフイルム GFX100 」へとつづく ※前回記事は「 歴史的カメラ 2019 その3パナソニック LUMIX S1R 」