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50mm単焦点レンズに頼りすぎない撮り方 ─ 新年の抱負 2020年

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無人島に何持ってく? という質問の変化形としてカメラ好き・写真好きの間でよく交わされるのが「 一本だけ残して売るなら、どれ? 」というもの。 一本ってなあに? 棒や紐ではない。柔道でもない。 ここではもちろん 交換レンズ のことである。 「 所有するレンズのなかで一本だけ残して売るなら、どれを手元に残す? 」ということだ。 僕は最近、50mmコレクターになってしまっていたので、当然この質問の答えとしても50mmレンズを挙げていた。50mmというのは標準レンズであるから、実に様々な製品が存在しており、それぞれに魅力があるものだから、どんどん生えてきてしまうのだ。それなりの本数の50mmレンズを所有していると、まるでフィルター効果でも変えるように、50mmから50mmへ、そしてまた別の50mmへとレンズ交換するのがあたりまえになってくる。 それがレンジファインダー用のレンズ=最短撮影距離が1mくらいのものだったりすると、どうも同じようなサイズ感のショットを量産してしまう。うーん、これではいかん。いかんことはないけど、いかん。 そういうわけでワタクシ 50mm単焦点レンズという馴れたものに頼りすぎずに写真を撮るぞ!という2020年の抱負をここに掲げる。ちなみに標準レンズに頼らないのではない、50mmという絶妙に広くも狭くも逃道のあるものに頼りすぎないという意味だ。45mmや55mmや56mmや58mmなどはむしろ積極的に頼ってみてもいい。知らんけど。 ちなみに一番上の写真を撮影したのは、二番目の写真に写っているソニーα7R IVとオールドレンズのSMCタクマー50mm F1.4の組み合わせ。二番目と三番目の写真自体はiPhone 11 Pro で撮影した。

価格の高いカメラやレンズだけが良い写りをするとは限らない ─ 七工匠 7Artisans 35mm F1.2 単焦点レンズをX−E3に装着でフルサイズキラーのコンパクトミラーレスが誕生

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価格が高いカメラやレンズはもちろん良い、良いに決まっている。ブランド力のあるメーカーの製品を使うのは大変気持ちがいいのも否定しない。ただし新興メーカーの安価な製品がそれらに劣るかというと、一概には言い切れない。かつての日本の工業だってそうだったじゃないか。 先般 FUJIFILM X−E3 という小型軽量のミラーレスカメラを導入した。そのサイズと重量バランスにマッチする標準レンズを探してみると、この製品に行き着いた。富士フイルムXマウント以外にもソニーEマウントやキヤノンEF-M、マイクロフォーサーズ用などがあるようだ。 七工匠 7Artisans 35mm F1.2 単焦点レンズ 七工匠 7Artisans は近ごろ何かとよく目にする名前。 以前はライカコピーのような印象を持っていたが、今では評判もそれなりなので買ってみることにした。なにしろAPS−Cのカメラで開放絞りF1.2というのは嬉しいし、それが中古価格1.6万円だし、そのうえXマウントに関してはマップカメラ買取価格が1.1万円となっていたし、ダメ元で買ってみても損失が少ない! そうして昨夜届いたものを今朝試し撮りしてみたのだが、なんだこれは! APS−Cセンサーだからウットリする玉ボケなどは諦めていたのだが、逆に絞り開放でほどよい大きさの玉ボケになる感じで本当に「ほどよい」という感想。現行ズミルックス50mmを思い起こすクッキリとした紅いハロ。しかも解像感ほぼ無しのフワフワ描写。一気にフルサイズキラーのコンパクトミラーレスが誕生したではないか。困った。じつに困った。ほかの高価なカメラをなぎ倒して、X-E3がメインカメラになってしまいそうな勢いだ。こうなると他の焦点距離のレンズにまで興味が出てきてしまう。さてどうしよう…