Canon EOS-1D X Mark III キヤノンの発売前のフラッグシップ一眼レフを少しだけ触ってみた感想
大阪のJPS新年親睦会にお誘いいただいたので行ってみたのですよ(JPS=公益社団法人 日本写真家協会)。やっぱりプロカメラマンが集まる場所だけあって、各カメラメーカーさんも新機種を持って来ている! なかでも注目を浴びていたのが、このバレンタインデーに発売となるキヤノンの新フラッグシップ一眼レフ Canon EOS-1D X Mark III でした。この宴会テーブルに雑然と置かれた感じがいかにも新年会という感じでしょ?(笑) というわけでほんの少しだけですが触れてみた感想を。 まず、画面をタッチ操作できるというのは良いですね。前モデルの EOS-1D X Mark II ではメニュー操作まではタッチを許しておりませんでしたからね。ところが、その後に出た機種はほとんど全てタッチスクリーンでの操作が可能になっていたんじゃないかな? 私らユーザーもすっかりそれに慣らされてしまったもんだから、この画面タッチ操作ができるようになったというのはとても良いことですね。キヤノンのタッチ操作は他社製品のそれよりずっとレスポンスもUI設計も良いように感じられます。使っていて気持ちいいんですよね。 質量が前モデルよりも90グラム軽くなった(CIPAガイドライン準拠)とのことですが、グリップも良くなっているので体感する軽さはそれ以上のものがあります。もともとキヤノンはグリップがとても握りやすいカメラが多いのですけど、フラッグシップということもあり輪をかけて持ちやすい、しっくり来る握り具合でした。 記録メディアは CFexpressカード、しかもデュアルスロット。 おなじ規格のカードを二枚挿しできるのも良いところですね。前モデルはCFastとCFカードという微妙に似て非なるものでしたからね。ところでXQDとの互換性はあるのか聞いてみたところ、この機種については無いそうです。あくまで居合わせた方からの聞きかじりではありますが、XQDは使えないと。 今回の目玉機能ではないかと思うのがスマートコントローラーという新しい機構、それを駆使して最大191点(クロス測距点最大155点)の測距点を縦横無尽に操るのです! レノボのキーボードにある赤ポッチ(光学版)みたいな操作感、なんてことはない光学マウスの仕組みではありますが、スマートコントローラーというわかりやすい名前を