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1月, 2018の投稿を表示しています

シグマ超広角 単焦点レンズ SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art 強烈なパースだが歪曲は?逆光ゴースト、色にじみ等について

引き続き、シグマよりお借りした、開放F値1.8の明るい超広角レンズ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art」の試用レポートです。
前回の記事はこちら:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art シグマの超広角レンズで撮影した風景写真

SIGMA 単焦点超広角レンズ Art 14mm F1.8 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応


今回お借りしたキヤノン用の他に ニコン用シグマ用もあります。

14mmの超広角ともなると、広く撮影できるということ以上に、強烈なパースを感じますよね。


道路や廊下などでは消失点をはっきり意識できる写真になるかと思います。

こうなると視線誘導もしやすいですね、この作例では奥に人が小さく立っているだけであまり意味はないのですけども(笑)

船の前部が大きく誇張された、いわゆる宇宙戦艦ヤマトのパースにもできますね。


超広角レンズで直線の多い光景を撮影する場合には歪曲収差が気になるかと思います。まっすぐの物がまっすぐ写るか、それとも曲がっているかでは大違い。歪みをデジタル補正することでせっかくの14mm超広角が、18mmくらいの画角になってしまう場合もありますから、少しでも広く撮りたい方には重要なポイントでしょう。

以下の写真ではそびえ立つ二本の柱があります。フィルム撮影ですのでカメラ側での歪曲補正などはしようもありません。が、いかがでしょうか?


多少、柱に丸みを帯びたカーブを感じなくもないですが、さほど気にならないレベルではないでしょうか?以下のような街並みの写真ではまったく気にならないです。


以上のように、歪曲に関しては非常によい性能ではないかと思いました。なおかつ開放F値1.8、最短撮影距離27cmということで魅力的なレンズだと思います。

ただ上の写真、太陽光のゴーストが発生しているのがお判りいただけますでしょうか?わかりやすく周辺の建物を入れて切り出したものが以下になります。


出目金の超広角ということも理由なのか、太陽自体はフレームに入れていませんが、

たいへん小さなものですので、建物や人物の顔にかぶるなどややこしい箇所でなければ、容易に修正できるかと思います。Adobe Camera RAW にて該当箇所を選択


跡形もなく消すことができました。


ほかに超広角レンズで不都合のありそうな問題といえば倍率色収…

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art シグマの超広角レンズで撮影した風景写真

シグマより、開放F値1.8の明るい超広角レンズ「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art」をお借りしました。

肉眼で見るよりも圧倒的に広く、光景をおさめることができます。


SIGMA 単焦点超広角レンズ Art 14mm F1.8 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応


今回お借りしたキヤノン用の他に ニコン用シグマ用もあります。

キヤノン用をお借りした理由としては私がキヤノンの一眼レフを使用していることに加えて、SIGMA マウントコンバーター MC-11 にてソニーEマウント機 α7R II でも撮影してみたかったからです。

この記事中の写真は(断りのあるもの以外は)まさにそうして SONY ILCE-7RM2 α7R II にて撮影したものです。


α7R II といえばソニーの高画素機として有名です。その4200万画素のセンサーで撮影しても、「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art」はしっかりと解像するキレの良いレンズだと思いました。

14mmという超広角ですので、いつも見ている鴨川・四条大橋からの風景さえも新鮮に映ります。


右手にある薄青いものは橋の脇についているキャットウォークです。これだけの超広角ですので、橋と直交する対岸とともに、一枚の写真におさめることができました。


京都・八坂神社にある門のひとつです。かなり寄っても全体を収めることができますから、通行人が横切る可能性も減りますね(笑)ただし超広角なりのパースは大きく出ます。


以下はフィルムカメラ EOS 1000S QD での撮影になります。大きな遊覧船の全体像を岸壁から撮影できました。

夜間、三脚を使用しての白黒フィルム長時間露光です。

最短撮影距離 27cm
最大撮影倍率 1:9.8
ということで、かなり被写体の近くまで寄って撮影することができます。また開放F値が1.8ですから、背景ボケの量もかなりのものですね。


前玉が丸く突出した、いわゆる出目金レンズなので扱いにくいか心配になりましたが、案外そうでもなかったです。もちろん借り物なのでぶつけないように気はつかいますし、付属のかぶせ式レンズキャップを頻繁にはめての撮影行でした。

最大径 × 長さ φ95.4㎜ × 126㎜
質量 1,120g

ということで大きさも重さもそれなりにある製品ですが、この画角と描写…

良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば | ハービー・山口 (著)

108という数字から思い浮かべるのは除夜の鐘だったり、そもそもの煩悩の数だったりしますが...

こちらは煩悩どころか、たいへん素晴らしい言葉が沢山あります。

ハービー・山口


言わずと知れた人気写真家 ハービー・山口さんの著書
氏のツイートをもとに加筆、再構成したらしいですね。ハービーさんのツイッターは以下のURL
https://twitter.com/herbieyamaguchi

写真テクニック本を読み漁るのも良いですが、そもそも自分はなぜ撮るのか? 撮ってどうしたいのか? どうなりたいのか?

こういう例えは適切ではないかもしれませんが、ちょっとした気づきを与えてくれる言葉を108選んだものとしては、お寺のご住職の著書ではよくある形態の本ではないかと思います。読後感としてはたいへん似ています。

読んでいるうちにみるみる元気がわいてきます。

そしてスグにでもカメラを持って出かけたくなる良書でした。

読書ペースが速くない私ですらも、本日午前に2冊読んだうちの1冊ですので、活字が苦手な方にさえも自信をもって薦めて良いと感じました。なにしろ元になっているのはツイートですから、さくさくと読めます。

そしてハービー・山口さんのポジティブな姿勢が染み込んでくるかのよう。写真を撮ることでつまずいたとき、スランプに陥ったときなどには助けになってくれることでしょう。きっと何度でも。

ハービー・山口

「いい写真」はどうすれば撮れるのか? ~プロが機材やテクニック以前に考えること | 中西祐介 (著)

写真本を読むことってありますか?

写真集ではなく写真本。

写真についての本。

今回紹介するのは、プロカメラマンの中西祐介さんによる写真本。

「いい写真」はどうすれば撮れるのか? ~プロが機材やテクニック以前に考えること


どう考える?

観察する

どう向き合う?

そして、どう撮るか?

そういった姿勢について、新鮮な気持ちでフムフムと読むもよし。嗚呼やっぱりこれで良かったんだと安堵するもよし。

副題として『プロが機材やテクニック以前に考えること』とはあるものの、作例とともにさらりと大事なテクニック(そう、ああいうことこそテクニックですよね!)などにも触れてあります。

読了とともに訪れる安らかな気持ちと新たな創作への意欲。

そして私はまた憂鬱な悪天候のおりにでも、書棚から取り出して本書をめくることでしょう。

今日の午前中に2冊読んだなかの1冊です。そのくらいのスピードで読み進むことができますので、お気軽にどうぞ。

「いい写真」はどうすれば撮れるのか? ~プロが機材やテクニック以前に考えること

Nikon D850 とコンパクトな標準単焦点マクロ「ニコン AF-S Micro 60mm f/2.8G ED マイクロレンズ」の組合せは最高

みなさんマクロレンズというと、虫や花を接写するものだと思い込んでいませんか?

ニコン貸出機の Nikon D850 デジタル一眼レフと AF-S Micro 60mm f/2.8G ED マイクロレンズ(いわゆる標準マクロ)を持って、京都・祇園界隈を街撮りスナップしてきました。

現在、7万円台前半で購入できるということで、入手しやすい標準マクロかなと思います。余談ですがニコン製品はマクロではなくマイクロレンズという呼称。
Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED


Nikon デジタルカメラ D850


まずはこちらの石段の写真


冒頭で申し上げたとおり、マクロといえば虫や花を接写するのだと思われがちです。ところが、こうして遠景を撮影しても良いのです。

近寄っても詳細に描写するようなレンズですから、被写体から距離をとっての風景撮影。街撮りスナップにも良いに決まっています。


もちろん、寄りたくなったらグッと近づいて撮れるのがマクロレンズです。90mmくらいの中望遠マクロレンズが人気かと思いますが、私は標準域のマクロを使って背景を活かしての撮影も大好きです。




やたらと背景ボケがもてはやされる風潮はすっかり影を潜めましたが、それでもボケのコントロール幅が大きいレンズはあいかわらず魅力的です。マクロであれば被写体に寄ることでのボケ量のコントロールも自在。

これじつは背景の赤い部分は三角コーンなのです。そういったものはそぐわないので、大きくぼかしてみました。

そうはいっても背後の納骨堂の三角屋根がうっすらわかるギリギリ感で撮影しています。本来ならボツにするところですが、あくまで参考ということで。

こちらも背景の竹林がボケすぎず、竹林とわかる程度には絞っています(F5.6)。

やや背景がうざいかなあという印象ですが、あまりぼかしても一体何やらわかりませんものね。それにしても紅葉がとても綺麗な赤色です。ちなみにこのページに載せている写真はすべてD850からの撮って出しJPEGです。一切ポスプロはしていません。

ただこうした真っ赤な被写体で明暗差や微妙なボケが重なると、べったり塗りつぶしたようになることもありました。


ボケといえば、玉ボケも非常に綺麗なマクロでした。逆光耐性も良いようですね。


猪の石像がありました。


有効画素数4575万画素をほこ…