CP+2021 期間中に感じたカメラ界隈の二極化あるいは分断
カメラと写真のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」が史上初のオンライン開催となり、相性の良さそうなSNSなどではその話題で持ちきり……になるかと思いきや案外そうでもないと感じたのですよね。
わたくしの偏ったTwitterのタイムラインを見る限りでは出展者か否かにかかわらず、趣味性の高いものや熱烈なファンに支えられているものがソーシャルメディアの双方向性によってより際立ってくるという見え方になりました。具体的にはペンタックスやニコン、富士フイルムといったブランドへの支持が高まったように見えました。またライカやロモグラフィーもCP+期間にあわせて動きが活発化しましたね。それがTwitterのタイムラインでも見てとれました。そして他方では従来通りの商業イベントという軸で動いている感じ。
スマホカメラで大抵のことは済んでしまう時代だからこそ、カメラメーカーの製品はプロ仕様や業務用に特化していくという見方もあります。その下位にある価値観としては、写真が上手くなりたい/カメラを使いこなしたいという上達の欲求でしょうか。ただそういった方向ばかりでは裾野の広がりはあまり期待できず先鋭化する一方ですよね。綺麗に撮りたい・上手く撮りたいという欲求が高くないからこそのスマホカメラ台頭だとは思うのです。
そんなことはさて置き「好き」が支える世界のほうがよりサステナブルだと思います。この先の人生における持続可能なフォトライフ・カメラライフを目指す者としては「好き」以上の理由はないと改めて感じた週末でもありました。以上、あくまでも私の偏ったタイムラインを眺めた感想です。
ところでキヤノンとニコンの大型新製品がひとつもお目見えしませんでしたね。さみしい……
ようつべ3/03のピークデザインストラップ ボタン押してしまいそうに笑いながら同意しました。
返信削除皆と同じは嫌なので私が使っているのはこちらhttps://ulysses.jp/?pid=147016482
えっと、回し者じゃないですよ、値段も安いし使い勝手もいい。試す価値はあるかも。w