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中古カメラ・レンズを買ったら八仙堂のカブセ式レンズキャップが良いんじゃないかな?ある男のレンズキャップ考、あるいはノギスとテプラが必要か

わたくし最近すっかりオールドレンズ沼にハマっている
というのもメインで使用していたミラーレスカメラ2台をドナドナし、秋に発売される新型の資金にしたのだ。

それで何故オールドレンズ沼にハマるのかって?
秋に本命ミラーレスが発売されるまで、その間のメインカメラがライカM10-Pになったのだ。いくらなんでもフルサイズミラーレスからいきなりレンジファインダー機に、しかもM型ライカになってしまうと、そりゃあ勝手や使えるレンズ・ツール類がまったく違う。そんなことは分かっていたものの、これまでは無意識のうちにちゃんと使い分けていたのだろう。いざM型ライカをメインにしたら足りないもの&できないorやりにくいことだらけ!だからレンズのバリエーションが増えたというか、いろいろ生えたというわけ。

さて中古カメラ・中古レンズを買うと、レンズキャップが付属していないことがある。あるいは社外品と呼ばれるサードパーティー互換品が付属しているか、珍しい場合にはエルマーにCanon型押しキャップが付属してきたり、ズイコーにLUMIXロゴ入りキャップが付いてたり。

まあ、無いなら無いなりに用意するかそのまま使うかなのだが、中途半端に何かが付属していた場合はどうするか?予算の許す限りはメーカー純正品に買い換えたほうが、私は気持ちよく扱えるほうだ。ただ、物が現行品ではなくオールドレンズなのだから、場合によっちゃあ戦前だの戦後だの言ってる時代の遺物なわけだから、メーカー純正品に買い換えようたってそうそう見つからないものだ当時のレンズキャップなんて。なんなら純正品とはどういうものだったかすらあやふや。偽物すら本物に見えてしまう世界。

ま、オールドレンズといっても私の場合はライカMマウントだから、マウント部分にはめるリアキャップなら話は早い。現行品を買ってしまえばそれで済む。年代や製品によってリアキャップもロゴありなし、素材が違うなど、そんなモヤモヤを抱えて使用するのは私の性格上困難。ぜんぶ現行品に置き換えてしまえばそれでいいのだ。
ライカ レンズリアキャップ

いや?
ちょっと待って
ぜんぶ現行品に置き換えるのはどうだろう?
せっかく当時の姿をなるべく残しているものがあるなら、それはそのまま歴史を受け継ぎたいものである。
それが正しいオールドレンズ道ではなかろうか。

ただしレンズ交換しながら撮影していれば早晩取り違えが必ず起きる。
そこでテプラを買った。テプラといってもキングジムではなくブラザー製品だから厳密にはテプラではないけども。こうしたラベルライターでリアキャップに名前をつけておけば良いのだ。(ただし面倒なのでまだ実行していない、年内にはやりたい)
ブラザー工業 ラベルライター P-TOUCH CUBE PT-P300BT


そうこうしてるうちにキングジムからテプラLITEなるもっと良さげなスマホ連動テプラが発売されちょっと悔しいのだが... 
ところでライカオールドレンズの主だったレンズマウントには、バヨネットマウントであるMマウントのほかに、ぐりぐりとネジを回すようにハメ入れるL39スクリューマウント(Lマウント/ライカスクリューマウントとも)もある。このL39スクリューマウントは変換リングを用いてMマウントボディにも装着できる。バヨネットに慣れすぎた人類=私の場合、すべてのL39スクリューマウントレンズに変換リングを装着してしまった(笑)いまさらスクリューマウントと変換リングを外してまでのレンズ交換などやってられんからね。そんなわけでL39スクリューマウントレンズについてもMマウント同様に、先にお見せしたような現行品のMマウント用レンズリアキャップを装着して使用。どうせバルナックライカは所有してないので、そのほうが扱いやすい。

さてリアキャップはこれで解決だが、フロントキャップ、いわゆるレンズキャップについてはどうだろうか?こいつあややこしい、なにしろレンズ製品によって前玉サイズが違うんだからな。ニッケルエルマーなんて、くったくたに潰したアルミホイルみたいなものまで売られているし、単純に丸くてサイズ規格があってという一筋縄ですむとは思えない。今後も苦労し調べ試し泣き笑いすることになるだろうが、ひとまずここまでの最適解が八仙堂のカブセ式レンズキャップである。

【八仙堂】 カブセ式 レンズキャップ 外径54〜55mm用 銀色


【八仙堂】 カブセ式 レンズキャップ 外径37〜38mm用 黒色


この写真は、ワタクシの実際に使用している八仙堂のレンズキャップたち。参考までに他の製品(偽ライカキャップ白/黒と軟質樹脂のエルマー用キャップ)も両脇に添えている
ライカ オールドレンズのキャップ

八仙堂のカブセ式レンズキャップ Amazon検索結果ページをご覧いただければわかると思うが、どのサイズの製品もジャストな直径を記してはいない。「外径53〜54mm用」といった具合に1mmの範囲で書いてある。実際にノギスでレンズ鏡筒の直径を測ってみれば、コンマ数ミリの端数など当たり前なのだから、八仙堂の記載はじつに現実味がある。それにしても最大1mmも差があったら一体どこでそれを吸収できるのか? 下図はレンズキャップを裏返したものである。ビロードのような布が貼ってあり、それが優しく前玉周辺を包み込む感じだ
レンズキャップ外した状態

アルミ合金製で無垢だが、隣に置いた偽ライカキャップよりも断然シックで大人びていると思わんか? しかも使用感も抜群にいい。写真に撮ったのはまだ一部、これ以上の数をネット通販でフィッティング無しに買ってみても一度もハズレがない。ノギスで端数まで計測して、それに合致する範囲のものを選べば幸せになれる。さて、そうなると正確に測れるノギスも紹介せねばなるまい。じつは今デジタルノギスというものが非常に安価に販売されている。

以前、私が購入したデジタルノギスは「シンワ測定 デジタルノギス カーボンファイバー製 100mm 19978」というもので2,000円弱だった。動画レビューもあるので、以下をご覧あれ。金属ではなくカーボンだから大事なレンズの鏡筒も傷つきにくいかもしれない。


そして今はもっと安い1,000円以下の製品もあるようだ。
安いデジタルノギスの精度はどうなのか知らないけども、どのみちオールドレンズの寸法などアバウトすぎる部分もあるので、そういった製品でも十分かもしれない。
FstDgte デジタルノギス ノギス 150mm 大画面LCDディスプレイ付


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