アサヒカメラが休刊してフォトテクニックデジタルが続いていくという意味

アサヒカメラが休刊してしまうそうだ。
最後の号が発売されたので購入した。うちは田舎なので徒歩3分圏内に大型書店などはない。すぐ読みたかったのでKindle版を購入した。初めてKindle版を購入した。アサヒカメラなのにKindle版を購入してしまった。

最後に買ったアサヒカメラは iPad の中にある。

毎月ではないにしろ楽しみに購入していた雑誌だったのでとても残念な気持ちだ。

アサカメが休刊しても、フォトテクニックデジタルは残る。その意味をずっと考えている。いや別にフォトテクニックデジタルに対して何か思うところがあるわけではない、アサカメ休刊後も続いていくカメラ雑誌の一例として名前を挙げているにすぎない。デジタルカメラマガジンでもCAPA(キャパ)でもいい。

ひとつ思ったこととしては、アサヒカメラの文脈やそれに則った将来をふくめての「写真」像ではなく、フォトテクニックデジタルやデジタルカメラマガジン誌上で描かれる「写真」が「大衆」に選ばれたのだということ。そしてこれはSNS文脈の写真とはおそらく対極にあるということ。

描いたり演奏したりという技術がなくとも、誰でもシャッターを切れば画が出てくる。しかも撮影直後ほぼ親指だけによる操作で(だれもが)世界に向けて発表できてしまうのだから、高尚さを損なわずに芸術然とした状態であり続けることは難しい。とはいえその流れを止めたり逆らう方法を私は知らないし貴方も知らないだろうし、きっと望んですらいない。この先に待っているのは膨大な量となった写真をどのように消費していくかということだろう。それらは人間にとっては何らかのコンテンツに見えるかもしれないが、他の価値が生じる場合もあるかもしれない。

余談だがある友人が、顔写真を異性に変換するアプリを使って、私をセミロングの女性にしていた。驚いたことにこれが妹の顔に瓜ふたつなのである。

アサヒカメラ 2020年7月号 Kindle版

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