僕たちはカメラを買わなくなったわけではなく、むしろ毎年買い替えている!ただしスマホとして
オリンパスのカメラ事業売却であらためて「スマホに押されてカメラの売れ行きが低迷」という論調が復活している。衰退する日本においてカメラ分野は唯一といって良いほど、世界市場で寡占状態にあるハイテク機器だ。それすらも上手くいかないとなると、この国はもはやお終いではないか。だから皆んなカメラ買おうぜ!ミラーレスも交換レンズもコンデジも沢山買って、カメラメーカーを支えようぜ!
なんて言うつもりは微塵もない。
だいたいカメラなんて近年はむしろ買い過ぎではないかと思うくらいの頻度で買い替えている。そんな感覚の人も多いのではないだろうか?毎年のペースで買い替えているし、なんなら2台目だって買うこともある。家族全員買っている、買いまくっている。ただし買うのはカメラメーカーのカメラではなく、スマホとしてである。
撮って・シェアして・交流する、そこまでが一連の行動。いまやカメラとはそういう役割を求められている。そもそも写メールなる文化もケータイアプリの販売も日本の得意分野だったような気がするのだが、いつのまに置いてきぼりを喰らったのだろう。
恐竜は絶滅していない。鳥類として今も生きている。恐竜に関する研究が進み、そんな言説がよく見られるようになった。いまや恐竜といえば爬虫類的な巨大怪獣のイメージよりも、羽毛をまとった鳥類寄りの生物を想像することが多い。カメラも同じではないだろうか。カメラは絶滅しない、スマホとして生き残るだろう。そう言っても違和感はない。そして、おそらくそうなる。
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