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コンデジ代わりの旅が終わる 富士フイルム X-E3 というAPS-Cミラーレス一眼

コンデジことコンパクトデジカメは文字通り小さくて軽くていつでもどこにでも持っていける。ただし一部の高級コンパクトを除いてその性能はスマホカメラと拮抗あるいは使い勝手において敗北し始めている。

1型センサー搭載の高級コンパクトは、欲しい仕様を追い求めると結局APS-Cミラーレスに匹敵する価格帯になってしまう。ならばいっそのことコンデジ代わりのミラーレスを探した方が良いのでは?そう考えてあちこち行ったり来たりを繰り返してきた。しかしそのロングジャーニーもひょっとしたらもう終わるのかもしれない。FUJIFILM X-E3 を購入してそう感じ始めている。

写真:ズミルックスM35mm F1.4球面 を装着

X-E3は2年前の機種ながら富士フイルム最新製品に勝るとも劣らない性能を備えたAPS-Cミラーレス。2019年末時点では後継機が出ていないため、ある意味このグレード・このシリーズではまだ最新機種とも言える。ボディだけなら質量337gとコンデジ並み。装着するレンズ次第では本当にコンデジ感覚で持ち歩けるカメラだ。

写真:宮崎光学ぺラール17mm F4.5を装着

もちろんコンデジ並みの高倍率ズームを求めてしまうと、全備重量・サイズは一気に跳ね上がるのだが、あえて大型センサー機種を選ぶユーザというのはむしろ単焦点レンズを選ぶのではなかろうか?そうであれば七工匠の大口径Xマウントレンズなどはうってつけである。

写真:七工匠 35mm F1.2 を装着

あるいはMマウントアダプターを介してコンパクトなオールドレンズを使用するのも楽しい。安価なレンズや既に所有しているレンズを選択することで、新品のコンデジを買うよりも出費を抑えられる。なにしろ私の所有品は中古で5.8万円だった。

写真:ミノルタMロッコール40mm F2を装着

ボディ端にEVFを搭載したレンジファインダースタイルのため、いわゆるペンタ部が存在しないフラットな上面も気に入っている。このデザインのおかげで随分と小さく感じられる。

外付けながら非常に小さいフラッシュが付属するのも嬉しい。


近ごろはどこへ行くにもこのカメラと単焦点レンズの組み合わせだ。MF時のピント合わせによく配慮された富士フイルム製品なので特に不満や不都合も感じていない。さすがに高感度での暗所撮影では粒状ノイズが多く発生するが、富士フイルムの場合はそれも味として飲めるものだから、下手なコンデジやスマホよりも断然使える幅は広い。本当に良い買物をした。
富士フイルム ミラーレス一眼カメラ X−E3

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